目黒区 都立大学駅前 すみクリニック 皮膚科・アレルギー科

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目黒区 都立大学駅前 すみクリニック 皮膚科・アレルギー科

自費診療

ニキビ(尋常性ざ瘡)の新しい治療法
~妊娠中や授乳中であっても安心して使えるアゼライン酸配合製剤~

尋常性ざ瘡(にきび)の新しい治療
妊娠中・授乳中の方であっても安心して使っていただける
アゼライン酸配合製剤を取り扱っています



DRX AZAクリア
料金(税込) 1本(15g) 1,980円

☆アゼライン酸とは?

アゼライン酸とは、小麦やライ麦などの穀類や酵母に含まれている、天然由来の酸です。
抗角化作用、ニキビ菌への抗菌作用があることから、海外ではすでにニキビの治療薬として30年ほどの長期にわたり使用され効果が認められてきた実績があります。
元々はメラニンの生成を抑える美白剤として開発された経緯もあるので、ニキビ痕の色素沈着を改善する効果も期待できます。
2008年からは日本でもレチノイド外用薬(アダパレン<商品名:ディフェリン>)が発売され、その後、過酸化ベンゾイル<商品名:ベピオ>も発売となり、さらにその関連薬剤としてエピデュオやデュアックも発売されています。
まず始めに使うべき標準治療の薬は多数発売されている状況ではありますが、アゼライン酸は欧米のニキビ治療ガイドラインにおいても、これらに次いで推奨されている薬剤となっております。

☆副作用はないの?

気づいておられない方も多いと思いますが、アゼライン酸は穀類などに含まれ日常的に口にしている成分です。しかも酸といっても、ニキビ治療目的に行われているケミカルピーリングに使用されるサリチル酸、酢酸、乳酸などより弱い酸です。
ニキビ治療で受診される方の第一選択薬としては、上記の様々な薬剤となりますが、アゼライン酸は比較的皮膚への刺激が少ないため、上記薬剤が刺激により使用中止せざるをえなくなった方、妊娠中・妊娠の可能性のある方であっても使用できる薬剤として医療現場で選択されています。

また、レチノイド外用薬での治療を開始すると、比較的厳密な日焼け予防も行わなければならなくなりますが、アゼライン酸はどうしても日焼けが避けられない方にも使いやすいものとなっております。
ただし、まれに皮膚へ塗った際に部分的に熱感・かゆみなどごく短時間の刺激症状がみられることがあります。使用していくうちに慣れてくるとされていますが、症状がおさまらない際はご相談下さい。

☆興味深いけれど・・・結局何に効くのですか?

①面皰(メンポウ)期
①アゼライン酸には抗角化作用があり、面皰(メンポウ)をできづらくします。
面皰(メンポウ)とは、コメドともいわれ①の図のように毛穴に皮脂、角質などが詰まって固まっている状態で、ニキビの一番最初の状態です。ニキビのできやすい方は、目に見えない無数のコメドが皮膚に存在していると考えられており、進行すると俗に言う白ニキビ、黒ニキビなどとして目に見えてくるとされています。普段のスキンケアにアゼライン酸を取り入れることで、ニキビへの進行を予防します。
②炎症期
②また、アゼライン酸にはニキビ菌への抗菌作用もあるため、炎症の進行を軽減させます。
コメドを放置していると、②の図のようにニキビ菌が増殖し、皮脂や炎症物質によって赤く腫れあがってみえてきます。時間がたつと頂点に白く膿が見えることもあります。
アゼライン酸を使用することで、炎症がひどくなるのを予防するとされています。 また、炎症を起こした後の色素沈着への効果も期待できます。
③色素沈着期 ③アゼライン酸のメラニン沈着抑制作用により、ニキビ痕を残しづらくします。
炎症をおこしたニキビの周囲ではメラニンが活性化し、ニキビの炎症が治っても黒ずんだ色素沈着となります。
時間とともに必ず薄くなりますが、アゼライン酸を使用しておくことで美白効果が期待できます。

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